「鉄は熱いうちに打て」と言われるように、
何事も最初が肝心です。
こと、社会人最初の1年目は、その人の
ビジネスのスタンスを決める大切な1年です。
仕事のスキルを高めて、
早く戦力になることはもちろんですが、
『仕事に対する望ましい考え方』
『正しい習慣』を身につけてもらいたい、
ともお考えなのではないでしょうか。
私も同じように考えています。
弊社でも、毎年5~15名の新入社員が入社してきますが、
口を酸っぱくして言っていることは普遍的です。
そこで社会人1年目の彼らに身につけて欲しい考えを
1冊の本に書き記しました。
時代が変わっても変わらない、
いえ、こんな時代だからこそ必要な『普遍的なこと』を、
ちょっとした時間で研修することを想定して20話にまとめました。
1日、見開き2ページの1話分を読み合わせて、
20日間、毎日研修をすることで、ビジネスマンとして、
大人として、望ましい考え方を1つずつ教え込むことが可能です。
同時に御社のスタンス、経営者の理念の解説を
加えることにより、最も吸収しやすい時期に
もっとも大切なことを刷り込むことができます。
余談ですが、私たち独自の調査によると、
『ゆとり世代』と呼ばれる新入社員は、
とりわけ、学んだことを自分自身に置き換えて、
自分の仕事に活かす力が非常に弱いので、
注意する必要があります。
教育する際は、「今日教わったことを、
明日からどのように活かすのか、自分は何をするのか」を
考えさせる時間を作り、その考えが浅い場合は、
質問を投げかけ、行動まで落とし込むことをお薦めします。
成長したいという強い希望と、
成長する機会は会社が用意してくれるはずだ、
という受身の姿勢が見え隠れする難しい世代ですので、
接し方によっては、自分が成長できないと短絡的に考えて、
早期退職をしてしまう可能性があります。
早期退職を事前に防ぐためにも、4月の1ヶ月間は、
毎日30分でも1時間でも、OJT以外の教育の時間をとり、
成長の機会を作っていることを示しながら、
「成長の機会を他人が提供してくれる」という考え方が
間違っていることを教えなければなりません。
そんなときにぜひ、本レポートをご利用ください。