本レポートを執筆いたしました株式会社ジェイック 代表取締役 佐藤剛志と申します。
ある経営者から、こんなお話を伺いました。
「きっと御社にもあると思うのですが、『これをやれば成果が出る』、『この考え方なしに営業をすると継続的には売れない』という基本が、 弊社にはあります。成果を出している営業マンは、大抵、これらの『基本』をもれなく実施しています。けれども、成績の良くない者は、ほぼ全員が、やるべきことをやっていない。毎週毎週、口酸っぱく言っているのですけどね」
また、別の社長からは、
「営業に罪悪感を持っている、あるいは、誇りを持てずにいる者も 少なくないかもしれません。だから、お客様の言いなりになったり、使い走りのように使われたりするのかもしれませんね。断られることも多いからなのかもしれませんが、営業の仕事がどれほど価値あることなのか、わかっていない者も少なからずいるでしょう」
というお話を伺いました。
このお二人の会社に限らず、成果の出せない営業マンがとっている行動・考え方は似ています。
実は、恥ずかしながら私も、自社の営業マンに対して、
「あれだけいつもやれと言っているのに、どうしてやらないのか?」
と怒りを感じることがあります。
・月に1回は担当顧客に電話すること
・お客様にいただいた依頼は最優先で仕上げること
・お会いした方には御礼状を書くこと